中年カヤック奮戦記

さてさて、しばらくの間1/2御岳で漕いだり（カメラ忘れ）、プールでロール自主トレ（バックデッキ練習：完成ならず）などしていましたが、書けるほどのネタもなく、更新サボっておりました。
2.14にやっと更新ネタができました。
題の「パドリングウルフ」は三浦半島の西側、小網代湾岸にあるシーカヤックスクールの会社名です。
今まで、シーカヤックなるものには、一度も乗ったことがなく、全く今回が初めてです。
2/13の夕方現地入し、民宿「所ェ門丸」というところで、宴会と一泊。
参加者はこの日の日中もシーカヤックを漕いだ、Actonさん、南極３号さん、花園氏、そして府中人さん、柿の種仙人と僕の６名。
Actonさん、南極３号さん、花園氏は雪もちらつく悪天候の中シーカヤックをこいできたのでした。
さすがに寒かったようですが、そこは全員持参のドライスーツで、さほどつらそうな顔は見せてくれませんでした。（やせ我慢か？）

民宿はでかいオスのバーニーズマウンテンドッグ蘭丸がいるいわゆる船宿ですが、さすがヒラメとアワビの刺身は絶品でした。

花園氏は翌朝仕事でスペイン行きの予定で食事後帰宅され、南極３号さんも、翌朝所要で帰られたので2/14はアラ5　4人組（おやじ4人ともいう）でシーカヤックです。
パドリングウルフさんは。、宿から徒歩5分ほど、小網代湾の奥まったところに佇んでいました。
ガイドは経営者の名倉さん。外見、話し方いずれも癒し系でウルフと言うよりは、府中人さん曰く（これ大切！）パドリングシープと言う感じでした。
船は、さすがに長い！なんという名かわすれましたが（リバーカヤックとは大分メーカーが異なります）、フットペダルがラダーにつながっていて、押した方に曲がります。
基本的にパドリングは正面方向に専念し、ラダーで曲がるとのこと。実際、ラダーがまっすぐだといくらスイープしてもほとんど曲がりません。
さらに、曲がるときはリバーカヤックとは逆リーン！これはさすがに最初は難しかった。
まあ最後の方は慣れましたが。


まずは、小網代湾の奥浅くてヨットが入ってこないところでウオームアップ。
ここで果敢なActonさんはロールにチャレンジ！なかなか上がらず、地球ロールで耐え（浅いので）、最後は名倉さんにバウレスしてもらいました。
果敢に攻め続けるActonさんの姿勢に感動！ただし一説にはただの沈だったとのうわさも......
それから湾の端っこを大きな船の邪魔にならないように進みます。

小網代湾は県にお金を払えば停泊させておけるヨットハーバーになっていて、外洋に出れるような大きなヨットがたくさん停泊しています。
湾の出口付近は横断しないといけないため、左右をよく確認してスピードを上げて通過します。

さて、この辺までは余裕しゃくしゃくだったのですが、次第に持病の腰痛が.........

顔が結構我慢してる顔です。
以前CR125を買った時にも腰痛で30分しかもたない為、すぐに手放してしまったのですがその時と全く同じ感じです。
次第につらくなり、パドリングを楽しむどころではなくなってしまいました。
それでもなんとか遅れながらもついてゆき、城ヶ島の裏の海岸に到着しました。

大島も遠望できます。

船から降りれば腰痛はすぐに軽快。

名倉さんのすごい料理に舌鼓を打ちつつ、おやじ恒例のファイヤー！！焚き火をしました。しばらくぶりだなあ！


帰りの船は、名倉さんからこっちの船のほうが腰痛が出にくいと思いますということで、仙人と船を交換してラダーのない船に乗りました。するとあら不思議
腰痛はほとんど出ません。

「余裕のヨッちゃん酢づけイカ」とActonさんのお得意フレーズをお借りして漕ぎまくります。途中、Actonさんとの競争にも打ち勝ち！（年は僕が上です。パドル歴はこちらが長い）いい気分。ゴールも近づいたところでサーフスポットがあり、ここでみんなでサーフィン大会。ちょっと大きめの波が来ると乗れるのですが、乗った途端に変な方向に向いてしまって修正不能。これがけっこう怖いのです。ロールしてないしね。できるとは思うけどあんまり塩水に顔付けたくないしね。
途中上陸してコーヒーもいただき、そしてゴール。もう4時でした。